お部屋の印象を変えたり、居心地をよくする為に重要な床材。
弊社へお部屋探しにいらっしゃるほとんどのお客様が『洋室』を希望されますが、『畳のお部屋』、つまり和室といった選択肢もあります。
畳は古来から日本独自のもので、趣のある風合いが特徴です。
フローリングの普及に押され、減少傾向にはありますが、ファミリー物件などでは1部屋が和室といったパターンも少なくありません。
そこで今回は、実は多様な使い方のできる『畳のお部屋』のメリットやアレンジ方法を解説します。
『畳のお部屋』のメリット
多様性がある
和室の最大のメリットは、多様性のあるところです。
こたつやテーブルを置けばリビング・ダイニングに、布団を敷けば寝室にと、設置する家具によって様々な使い方ができ、常にソファやベッドが置いてある洋室に比べて汎用性が高いと言えます。
普段は多目的な空間として利用しているお部屋も、来客時には布団を敷くだけでゲストルームにできるなど、1つのお部屋に様々な用途をもたらすことができます。
調温効果
畳には調温効果があります。
もともと、自然素材にはある程度の調温効果が備わっているのですが、畳の素材も天然の”い草”なので、大気中の水分を吸収・放出する機能があります。
そのため、梅雨や湿気が多くジメジメとした時期の多い日本の気候にはピッタリの床材であり、逆に乾燥の気になる冬には、水分を放出してくれるので乾燥を防げるといったメリットもあります。
安全性が高い
安全性が高いのも畳の魅力の1つと言えます。
網目がある分滑りにくく、仮に転んでしまったとしてもフローリングやフロアタイルに比べ柔らかな素材で作られているので、小さなお子様やお年寄りに優しい床材と言えます。
『畳のお部屋』の使い方
DIY
『畳のお部屋』のメリットを見たうえで、「それでもやっぱり洋室にこだわりたい!」といった方にオススメなのがDIY。
賃貸物件でも安心して使用できる、接着剤不要のフローリングやクッションフロアもホームセンターなどでは多く出回っており、これらを使えばすぐに洋室として使用できます。
リビング・ダイニングとして
ラグやソファを置いてリビング・ダイニングとして活用する方法です。
どちらも洋室のイメージが強い家具ですが、
* 自然素材の畳に合わせて、ナチュラルテイストなラグ・ソファを選ぶ。
* ソファは圧迫感のないように、低めの物を選ぶ。
といった2点を押さえれば、和室の雰囲気に偏らないオシャレなお部屋が作れます。
また、北欧家具とも相性がいいのが『畳のお部屋』の意外なところ。
北欧家具は、スタイリッシュさと独特の曲線美が特徴で、その美しくシンプルなデザインが和室にもよく馴染みます。
家具の色も、ベージュやブラウン、モスグリーンといったアースカラー中心と、自然素材の畳と合うので、和洋折衷を楽しみたい方にオススメです。
ベッドルームとして
寝室として活用するのも1つの方法です。
思い切って畳のお部屋にベッドを置いて寝室専用にすることで、布団の上げ下げの必要もなくなり、手間がかかりません。
ベッドを選ぶ際は、メタルフレームよりも木製フレームなど、自然を活かした素材のものを選ぶことで、和風モダンな印象の寝室にすることができます。
ライフスタイルに合わせたお部屋探しをするために
ご転勤やご結婚に合わせてお引越しをされる方が多いシーズン。
「一人暮らし以上にお部屋を探すのが難しい…。」といったお声も多くお聞きします。
「何を優先してお部屋を探せばいいのか…。」
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迷ってしまわれた際はぜひ、様々なお客様のライフスタイルに寄り添ったお部屋を数多くご案内してきた、『お部屋探し』のプロにご相談ください。
お部屋の活用方法例なども交えてご提案させていただきます。
ご不安な点やご相談がございましたら、お気兼ねなくお問合せください。